リップル(ripple)とはどんな仮想通貨なのでしょうか?

同じ仮想通貨でもビットコインとは全く違うものです。

そもそもリップルとは何なのかを簡単におさらいしながらリップルの通貨XRPを理解しましょう。

リップルXRPはブリッジ通貨

突然ですが、海外へお金を送金したことはありますか?

例えば円をもとに、アメリカにいる人にドルで送金するようなことです。

海外送金をしたことがある人はわかると思いますが、場合によっては5,000円ほどの手数料がかかったりして、結構手数料を取られますね。
また、送金完了まで数日かかったりもします。

これは日本から海外へ送金するまでの間に「日本の銀行→外貨決済機関→海外の銀行」のように様々な機関を通るためです。

複数の機関を通すということと、古くからある仕組みということもあり、高い手数料が放置されてきた面もあります。

そんな海外送金をもっと手軽にできるようにしたのがリップルです。

リップルとは、本当は海外送金の仕組み全体を指すもので、リップルを使うと非常に安価で高速に海外送金ができます。

例えば、JPYをUSDにして送金するのに、理論的にはほとんど無料で、時間も1時間ほどで完了します。

リップルの XRPとは何か?

それでは仮想通貨として取引される。、リップルのXRPとは何なのでしょうか?

XRPとはリップルの海外送金で「ブリッジ通貨」と「手数料」として使われます。

「ブリッジ通貨」としてのXRP

ブリッジ通貨としての役割は、一言で言うと外為の流動性を高めることです。

FXをしている方ならばわかると思いますが、自分が円を売ってドルを買うときに、反対にドルを売って円を買いたい相手が必要ですね。

「円/ドル」ならばやり取りしている人はたくさんいますので、流動性を気にするまでもありません。

しかし、もしこれが「アルバニア・レク/キリバス・ドル」の売買ならばどうでしょうか?

この通貨ペアの実際の取引高はわかりませんが、かなり流動性が低いとすると、自分が買いたいときに都合よく売りたい人がいるとも限りません。

そんな問題に対処すべく、リップルはブリッジ通貨としてXRPという通貨を新たに作りました。XRPがマイナーな通貨の間に入ってブリッジになります。

 例:アルバニア・レク ⇔ XRP ⇔ キリバス・ドル

XRPはリップル内の共通通貨で、多くの人がやり取りする(想定です)ので、アルバニア・レクとXRPの売買なら相手が見つかりやすいです。XRPとキリバス・ドルの売買も同様です。

リップルの送金の仕組みの裏では、XRPを使った売買のマッチングをやることで、利用者はXRPを意識せずに「アルバニア・レク/キリバス・ドル」の売買をよりスムーズに行うことができるのです。

このように、XRPはリップルの海外送金でブリッジ通貨として働きます。

勘のいい人は「XRPを新しく作るなんて面倒だから、USDをブリッジ通貨にすればよかったのでは?」と思うでしょう。この辺りはリップル開発者の思惑があるのです。(後ほど触れます)

「手数料」としてのXRP

「ブリッジ通貨」としてのXRPはやや複雑でしたが、「手数料」としてのXRPはもっと簡単です。

例えば円からドルの海外送金をすると5,000円程かかるという話をしましたが、リップルで送金すると 0.000001XRP 消費されます。

この 0.000001XRP はいくら程なのでしょうか?2017/7時点で1XRP=25円程です。ですので 0.000001XRP はほとんど無料ですね。

ちなみに消費されたXRPはリップルの運営会社に支払われることになります。

ほとんど無料ではあるものの、世界中で大量に送金されればリップルの利益になります。この辺りがUSDをブリッジ通貨にせずに、XRPをブリッジ通貨として新規で通貨を作った理由と思われます。

まとめ

いかがでしょうか。簡単にまとめるとこのようになります。

  1. そもそもリップルは外貨送金の仕組み
  2. XRPは外貨送金のブリッジ通貨
  3. 送金時の手数料にもXRPが使われる

XRPはブリッジ通貨ではありますが、XRP自体を通常の通貨のように売買する事ができますので、XRPの価格自体も通常の外国為替のように需要と供給で決まります。